今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)で全国から寄せられた毛布の配布先がこのほど同運動推進委員会から発表されました。
今回、対象となったのは、エチオピアをはじめ、アフリカの中でも特に毛布のニーズが高いとされる7カ国。今年集められた11万9039枚のうち11万枚が届けられることになり、残りの毛布は備蓄用として保管されます。
今年4月1日から5月31日までの運動期間中に集められた毛布は、運動終了後、日本通運株式会社鶴見倉庫に集積されました。検品、梱包作業を経て、先月末から相次いで現地に出航。10月22日にはエチオピア、ジプチ、ウガンダに、29日にはマラウイに向けて出発しました。現地では、国連機関やNGO(非政府機関)のスタッフによって高齢者、障害者、災害による被災者などを優先して手渡されます。また来年2月4日から17日まで「アフリカ毛布ボランティア隊」がエチオピアへ派遣され、現地の人々に直接毛布を配布します。今年の配布対象国、対象者は以下の通り。( )内は協力団体。
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(1)エチオピア 3万枚/干ばつ被災民、困窮者(REST=ティグレ救援協会)
(2)エリトリア 1万3500枚/エチオピアとの紛争による国内避難民(エリトリア赤十字社)
(3)マラウイ 1万3500枚/障害者、高齢者、孤児など(マラウイ赤十字社)
(4)ウガンダ 2万枚/スーダン難民、エイズ患者(ADEO=アフリカ開発緊急機構)
(5)ジブチ 1万枚/ソマリア、エチオピア難民(AMDA)
(6)モザンビーク 2万枚/高齢者、エイズ患者、障害者、孤児など(ACRIDEC=共同体開発キリスト教協会、KULIMA)
(7)コンゴ民主共和国 3000枚/国内避難民(日本コンゴ友好協会)
(2006.11.10記載)
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