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2007年03月09日 アフリカへ毛布をおくる運動 今年の概要

炎天下の日よけ、夜間の寒さよけ、嵐の砂よけになる毛布は、アフリカの人々にとって一軒の家に相当するともいわれます。昨年までの22年間で360万枚以上の毛布が届けられました。今年度の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)は4月1日から5月31日まで全国で実施されます。毛布や輸送費の提供、メッセージの作成などを通して〝心を届ける〟同運動の概要を紹介します。

<実施概要>
【国内毛布収集キャンペーン】
4月1日(日)~5月31日(木)

【倉庫受付期間】
4月2日(月)~6月7日(木)※土日祝日は休み。6月7日倉庫必着

【テーマ】
『みなひとつの大いなるいのちの中に生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、支え合ってゆこう』

【目的】
▼アフリカ諸国の人々の苦境を少しでも和らげる手伝いをさせて頂く
▼すべてのいのちの尊さ、つながりを深く学び、自らの心田を耕す
▼市民に呼びかけ、共に菩薩行を実践させて頂くことによって、社会に同悲・同苦、分かち合いの精神を広める

【配布対象地域(予定)】
エチオピア、エリトリア、ウガンダ、マラウイなど※7月に最終決定

【主催・後援・協力】
▼主催=アフリカへ毛布をおくる運動推進委員会〈構成団体(50音順)=アフリカ協会、AMDA、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター(JVC)、立正佼成会〉
▼後援=外務省、国際連合広報センター(UNIC)、WFP(国連世界食糧計画)日本事務所、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所、NPO法人明るい社会づくり運動
▼協力=日本通運株式会社

【収集する毛布】
毛布を受け取るアフリカの人々に不公平が生じないよう、以下の通りご協力をお願いします。
▼シングルサイズ(140センチ×200~210センチ)以上に限ります
▼船で輸送する間に虫が発生する可能性があるため、使用した毛布は必ずクリーニングに出すか洗濯をお願いします。新品やすでに洗濯済みの毛布はそのままでかまいません

【受け付けできない毛布】
▼破れた毛布、穴のあいた毛布、古く汚れた毛布は受け付けできません
▼綿毛布は、他の毛布より薄いためお断りしています
▼毛布以外のもの(古着、ふとん、夏がけ、タオルケット、シーツなど)はお断りしています

【海外輸送協力金の呼びかけ】
毛布提供者が本会会員以外の方の場合、日本の港からアフリカへ船送して現地の人々に届くまでの海外輸送費として、毛布1枚につき900円を協力して頂くよう、呼びかけをお願いします。900円は過去の実績から割り出された金額です。毛布1枚につき900円を協力して頂くことで、毛布提供者は自分の手で遠くアフリカの人に毛布を届けることができます。
※昨年から、海外輸送協力金のみの協力も受け付けています。毛布提供者が本会会員の場合は、すでに本会一食平和基金を通して海外輸送協力金に協力して頂いておりますので、あらためて協力を呼びかけておりません

【海外輸送協力金の振込先等】次の郵便局口座にお振込みください
▼口座名義=アフリカへ毛布をおくる運動事務局
▼口座番号=00110‐6‐351756
▼しめ切り=集計の関係上、8月31日までに振込んでください※協力者が自身で振込む際には、別途振込手数料がかかります。また、振込用紙の「ご依頼人」欄に住所・氏名を記入して頂くと、年末に報告書を兼ねた礼状をお送りします

【毛布送付先】
〒230-0054 横浜市鶴見区大黒埠頭15番地 日本通運大黒国際貨物センター「日通 大黒毛布係」 TEL045(503)2222 ※土日祝日は休み

【毛布の輸送と配布】
7月以降、毛布を載せた船がアフリカ各国へ出航し、約1カ月後現地の港に到着。さらに1、2カ月の内陸輸送を経て、配布を担当する現地NGOや国連機関などに手渡されます。直接毛布を手渡すため、日本からボランティアを派遣する予定です

【問い合わせ先】
本会外務部一食平和基金事務局 TEL03(5341)1641

【ホームページアドレス】
http://www.mofu.org

(2007.03.09記載)