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2007年07月31日 新潟県中越沖地震 被災状況と本会などの対応

7月16日に発生した「新潟県中越沖地震」(マグニチュード6・8)では、同県柏崎市、刈羽村で震度6強を記録し、住民に大きな被害をもたらしました。震災の影響は、同市、同村の一帯に及び、同地域を包括する柏崎教会会員宅も全半壊するなどの被害に見舞われました。同教会では地震発生直後から、支部長、主任らが中心となり、会員の安否確認や状況把握に努めました。同時に、新潟教区が同教会道場に災害対策本部を設置し、会員や教会などの支援に尽力。19日からは現地支援のため、本部から職員が現地に派遣され、一層の支援活動が進められました。一方、今回の地震被害を受け、本会一食平和基金運営委員会は、被害の大きかった4市町村に合計2700万円の支援を決定しました。

7月31日現在、地震による被害は死者11人、重軽傷者は1957人を数え、1047棟が全壊、1719棟が半壊し、1万9925棟が一部損壊した。今なお、会員18世帯を含む市民1587人が避難所での生活を余儀なくされています。
柏崎教会では地震発生直後から、支部長や主任を中心に戸別訪問を展開。地震直後は、一部封鎖されている道路もあり、状況確認が困難を極める中、携帯電話やメールなどを用い、被災状況の掌握に努めました。
一方、地震発生当日、新潟教区教務員と同教区を担当する青年本部教務員が同教会に駆けつけ、「新潟県中越沖地震対策本部」を設置しました。
地震発生の2日後には新潟教区の各教会に「柏崎教会会員宅ボランティア」の参加を呼びかけ、協力を要請しました。
ボランティア活動初日となった20日、6教会から集った80人のボランティアが被災した会員宅を訪問。家屋内に散乱したガラスや屋根からすべり落ちた瓦の回収、倒壊した家具の片付け、会員の心のケアなどを実施しました。
本会一食平和基金運営委員会は、柏崎市、長岡市、出雲崎町、刈場村の4市町村に合計2700万円の支援を決定しました。今後、各災害対策本部に届けられます。
また、本会も加盟する特定非営利活動法人ジェンが柏崎市西山町でプロジェクトを開始しました。

(2007.08.03記載)