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2007年08月31日 WCRPアジア青年事後会議 9月4日からシンガポールで

「WCRP(世界宗教者平和会議)アジア青年事後会議」(主催・WCRP国際青年委員会=IYC)が9月4日から7日までシンガポールで開催されます。アジアの国や地域から約100人の青年宗教指導者、青年宗教者が参集し、昨夏、広島、京都で開かれた「第1回WCRP青年世界大会」で採択された『広島宣言』の具現化ついて地域レベルでの具体的な行動計画を策定することになっています。日本からは、WCRP国際委員会事務総長青年担当特別アドバイザーで同日本委員会青年部会幹事長の松本貢一本会青年本部長のほか、同青年部会から「青年の翼」として18人を派遣。また、ケニアからステラマリス・ムラー同IYC委員長(カトリック、アフリカ青年宗教者ネットワーク共同議長)、シンガポール政府の代表も出席する予定です。

昨夏の「第1回WCRP青年世界大会」には世界45カ国から青年宗教指導者ら391人が参加し、『平和のために集う青年宗教者――あらゆる暴力をのり超え、共にすべてのいのちを守るために』のテーマのもと、平和構築に向けた青年宗教者の協働、具体的な行動の必要性などについて議論を行いました。大会最終日には『広島宣言』を採択。また各地域ごとの新IYC役員を選出しまし このほど開催される「アジア青年事後会議」は、『広島宣言』の地域レベルでの具現化を目的としたもの。現在、世界各地でもIYC役員が中心となり、同様の「事後会議」が行われています。会議では、地域の抱える諸課題を抽出し、それらに対する青年レベルの施策をはじめ、青年宗教者のネットワーク強化、宗教者以外とのパートナーシップの構築など具体的な行動計画を策定する予定です。

(2007.08.31記載)