2007年10月19日
ゆめポッケ 今年の総数発表
「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・立正佼成会青年本部、外務部)で全国から寄せられた「ゆめポッケ」の総数がこのほど発表されました。6月1日から8月31日までのキャンペーン期間中、同会の小・中学生を中心に各家庭や教会で取り組みが進められ、4万7381個のポッケが作製されました。
民族間の対立や紛争などによって心に傷を負い、厳しい環境で生活する子供たちに文房具やおもちゃをおくる同運動は、旧ユーゴスラビアの子供たちに文房具や日用品をおくった「愛のポシェット運動」が前身。1999年にスタートして以来、全国から寄せられたポッケの総数が今年で50万個を超えました。"モノ"だけでなく、"まごころ"をおくる同運動は、「一食を捧げる運動」の精神を踏まえ、「同悲」「祈り」「布施」の心を育むことを目的としています。これまで旧ユーゴスラビアやパレスチナ(ガザ地区、ヨルダン川西岸地区)、アフガニスタンなどで暮らす子供たちに届けられてきました。
今年作製された4万7381個のポッケは現在、埼玉県日高市の倉庫に保管されています。配布国のアゼルバイジャンやレバノンに向け、12月から順次、日本を出港する予定です。現地では、本会とつながりの深いNGO(非政府機関)や国連機関を通じて、子供たちに手渡されます。
来春には、同会会員親子による「ゆめポッケ親子ボランティア隊」が派遣される予定で、現在、参加者の募集が行われています。メンバーは難民センターや学校を訪問し、現地の子供たちにポッケを手渡すほか交流を深めます。
(2007.10.19記載)
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