世界の宗教者が時を同じくして平和のために祈りを捧げる「世界平和祈りの週間」が10月21日から28日まで行われました。世界41団体が宗教や国を超えて一斉に実施した"祈りのネットワーク"に本会は今年も参画。期間中、大聖堂、各教会、各家庭では、読経供養の際に日ごとにテーマを設けた『世界平和祈りの言葉』を読み上げました。また、多くの教会が地域の諸宗教者と合同で祈りの集いを開催しました。
全国各教会では、読経供養に併せて、『世界平和祈りの言葉』を連日、唱和し、個々の祈りを深めるとともに、多くの教会が地域の諸宗教者と合同の集いを開催しました。 札幌北教会は21日、札幌市のカトリック北26条教会と合同で、「世界平和の祈り」を実施しました。15年以上続く同集いには信徒や本会会員など165人が参加。ミサに参加する形で行われた集いでは、「世界平和祈りの言葉」を唱和したあと、エムリク・ド・サルベル神父が講話を述べ、「一日に何度でも、どんなときでも祈りを捧げることで平和が実現するのです」と参加者に語りかけました。小平教会田無支部は、2001年の「米国同時多発テロ」以降、共に祈りを捧げている田無神社で27日、集いを開催。会員ら23人が参加しました。「如来寿量品第十六」を読み上げたあと、加陽濟宮司が講話を述べました。28日、高尾山薬王院と合同で「世界平和の祈りの集い」を行ったのは八王子教会。会員212人が参加しました。本堂で護摩奉修が行われたあと、有喜閣の講堂で薬王院貫主・大山隆玄師が講話を述べました。宗教懇話会による祈りの集いも年々定着しています。目黒教会が加盟する「目黒区宗教者懇話会」は20日夜、カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)大聖堂で、目黒交通安全推進会と合同による「第35回世界平和の祈りと慰霊式」を開催しました。席上、仏教、神道、キリスト教、新宗教などの祈りが捧げられたほか、青木英二・目黒区長ら3人があいさつに立ち、目黒区から世界に向けて平和を発信していくことの大切さを述べました。岡山県下4教会(岡山、津山、勝山、倉敷)が加盟する「世界連邦岡山県協議会」は25日、岡山教会を会場に行われた第27回「世界連邦岡山県宗教者大会」(主催・世界連邦岡山県宗教者の会)に参加しました。席上、同県の仏教会、神社庁、キリスト教、新宗教などからの参加者約500人が「世界平和祈りの言葉」を唱和しました。併せて酒井教雄・本会参務の記念講演も行われました。
(2007.11.02記載)
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