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2008年04月08日 北米国際伝道センターがオープン

北米国際伝道センター(Rissho Kosei-kai International of North America=水谷庄宏センター長、通称=RKINA)の開所式が4月8日、米国・カリフォルニア州アーバイン市同事務所で行われ、鈴木孝太郎国際伝道本部長、ロサンゼルス教会会員、来賓、市民ら合わせて47人が参加しました。RKINAは、国際伝道本部の直轄機関であり、北米5教会(ハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、オクラホマ)への布教支援などを目的に設置されました。

現在、米国5教会には隣国のカナダ在住者も含め、約1600世帯の会員が所属し、日々教えの研さん、実践に励んでいます。近年では、英語による米国人への布教が活発に展開され、会員が増加。今年1月には、米国人会員への布教の進展により、オクラホマ教会が発足しました。
こうした状況を踏まえ、昨年12月、「第十次教団基本計画」の「国際伝道基本計画」に基づきRKINAの設置が決定。このほど、国際伝道本部の直轄機関として、カリフォルニア大学アーバイン校に隣接するビル内に事務所が開設されました。今後、RKINAは本部教育教材の翻訳業務などを通して北米5教会の布教環境の充実を目指します。また、会員はじめ市民を対象に研修会なども実施する予定です。
開所式の冒頭、あいさつに立った鈴木本部長は、「世界布教に奔走された開祖さまの願いを継承し、さまざまな取り組みを行っている北米各教会を一層サポートしていきたい」と語りました。
水谷センター長導師による読経供養のあと、永田謙・同センタースタッフがRKINAの機能や役割を紹介。次いで会員代表が、自身の体験を踏まえ、米国での仏教の必要性と未来への展望を語りました。
来賓祝辞では、カリフォルニア人間科学大学院大学創始者で学長を務める本山博・玉光神社宮司とロヨラ・マリーマウント大学教授のジェームズ・フレデリック師がRKINAへ期待を寄せました。

(2008.04.25記載)