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2008年06月17日 一食平和基金が「岩手・宮城内陸地震」に緊急支援を決定

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=川端健之外務部長)は6月17日、岩手県内陸南部を震源地として14日に発生した「岩手・宮城内陸地震」(マグニチュード7・2)の被害に対し、合計200万円の緊急支援を決定しました。今後、岩手・奥州市、宮城・栗原市の対策本部に届けられます。

消防庁災害対策本部では、17日現在、地震による被害は死者10人、不明者12人、負傷者286人を数え、建物は10棟が全半壊し、204棟が一部損壊したと報告しています。特に被害の大きかった奥州市、栗原市では震度6強を記録。約260人が避難所で生活を送っています。また、両県の広い範囲で土砂崩れが多発し、地盤の緩みによる被害の拡大が指摘されています。
現在のところ、本会奥羽、東北の両ブロックの教会、地域道場などの拠点からは大きな被害は報告されていません。各教会では、会員の被災状況の確認に努めています。
今回の地震で深刻な被害を受けた地域を包括する盛岡、花巻の両教会の会員が、15日に大聖堂で行われた「布薩(ふさつ)の日」式典に予定通り参加しました。庭野日鑛会長は法話の中で、被災地から参加した会員を気遣いました。

(2008.06.20記載)