2008年06月30日
一食ユニセフ募金からミャンマー、中国両国への緊急支援
青年本部はこのほど、日本ユニセフ協会と協議し、5月に発生したミャンマーのサイクロン被害、中国・四川大地震の被災地に対し、平成20年度分の「一食(いちじき)ユニセフ募金」から合計1500万円の緊急支援を行うことを発表しました。
「一食ユニセフ募金」は、街頭募金やバザーなどユニセフ支援を目的とした取り組みに対し、市民から寄せられる浄財です。活動の主体は青年部員です。ユニセフ支援と併せ、本会の「一食を捧げる運動」の精神を市民に伝えることも重視しています。募金の使途は、「指定拠出」として本会が事業内容や支援国を選定。今年度分はネパール、カンボジア、フィリピン、東ティモールのアジア4カ国での教育事業に充てられることが決まっています。
今回のミャンマー、中国両国への緊急支援は、被災地の甚大な被害を憂慮する全国の会員から寄せられた意見や要望などを受け、日本ユニセフ協会と協議、合意しました。平成20年度分の「一食ユニセフ募金」の中から、ミャンマーに1000万円、中国に500万円を緊急支援することになりました。ユニセフは現在、両国で医薬品や救援物資の配布をはじめ、学校再開の支援、子供たちの「心のケア」などに取り組んでいます。本会からの支援もこうした活動に役立てられる予定です。
青年本部は今回の緊急支援にあたり、青少年部員を中心とした全国の会員に謝意を表明。また、アジア4カ国の子供たちへの教育支援も非常に重要な取り組みであることから、「引き続き、市民の皆さまに一食運動の精神を伝える『一食ユニセフ募金』の活動にご協力頂きたい」とメッセージを送っています。
(2008.07.04記載)
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