国際伝道本部と青年本部の主管による「世界青年会議2008」(英語名「World Youth Meeting 2008」)が8月24日、普門館をメーン会場に開催されました。当日は、昨年の同会議で策定された『アクション・プラン(行動計画)』の実践成果をそれぞれの国や地域の青年部員たちが発表し、交流を深めました。インターネット回線を通じ、本部と海外の教会・拠点を結んで実施され、ハワイ、ニューヨーク、ブラジル、台湾(台北、台南両支部)、バングラデシュ、バンコクの各教会、姉妹団体の韓国立正佼成会、モンゴル、コルカタの両法座、IBC(国際仏教教会)の青年部員、海外修養生ら合わせて173人が参加しました。
開会に際し渡邊恭位理事長によるビデオメッセージが放映されました。この中で渡邊理事長は「世界の平和を築くため未来に向かって、法華経精神を持った世界の青年が夢を語り合うことは、私どもにとって大きな希望であります」と参加者を激励。さらに全会員へのご本尊勧請に触れ「私たち一人ひとりが本当の信仰者、仏教徒として目覚め、会員各家が布教伝道の拠点となることと受け止めさせて頂いております」とその意義を確認しました。
新井利昌青年本部次長による青年本部『大志プロジェクト』のビジョンの説明に続き、5月に行われたエリア別事前会議に基づき、南北アメリカエリアからハワイとブラジル、アジアエリアからはバンコクとモンゴルの代表者がアクションプランの実践成果を発表しました。ハワイ教会は『開祖さまのご著書に基づいた仏教徒の平和へのアプローチ』をテーマにセミナーを開催したことを報告。「人と人が調和し平和に生きることが、世界を平和にする第一歩であると学びました」と発表しました。バンコク教会からは、「『一食(いちじき)を捧(ささ)げる運動』に力を入れており、一人ひとりが活動内容をよく理解して取り組んでいきたい」との目標が語られました。
このあと、『ご本尊から学ぶ』をテーマにした島村雅俊青年本部教務員による研修、鈴木孝太郎国際伝道本部長を法座主に大法座が行われました。青年たちからは会議を通して「他の国、地域の話を聞くことができ感動し刺激になった」「研修、法座と有意義で充実した時間を過ごせた」といった感想が聞かれました。
(2008.09.05記載)
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