紛争や対立で傷ついた世界の子供たちの心を癒やすため、文具やおもちゃなどを詰めた手作りのポッケをおくる「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)が8月31日、終了しました。同キャンペーンは今年で10年目を迎えました。6月1日からの期間中、全国各教会では小・中学生が中心となり中身の収集やメッセージの作成などの取り組みが行われました。キャンペーン終了間近の8月下旬には、多くの教会で梱包(こんぽう)作業や発送式が実施されました。
浦和教会は8月8日、教会道場で「ゆめポッケの集い」を催し、少年部員、青年婦人部員ら45人が参加しました。集いでは、ポッケが現地で配布される様子や配布国の現状を学ぶビデオを観賞したあと、自作のポッケをご宝前に捧(ささ)げ、少年部員導師による読経供養を行いました。
キャンペーンが始まった6月から毎月1回学習会を行ってきた札幌教会は8月24日、「ゆめポッケキッズの集い」を実施しました。少年部活動に家族全員で取り組むことに力を入れている同教会。集いには、少年部員とその父母や祖父母ら185人が参加しました。読経供養、感想発表を行ったあと、学年別に作業を分担して304個のポッケを梱包しました。
北陸ブロック7教会は8月24日、少年部員700人が参集し、能美市根上総合文化会館で実施した「北陸少年フェスティバル」の中で発送式を行いました。
このほか、夏休み期間中に、福島、水戸、市川、西多摩、津、岩国など多くの教会で箱詰め作業や発送式が行われました。
全国の教会から寄せられたポッケは、配布先となるアゼルバイジャン、アフガニスタン、パレスチナ自治区、レバノン各地へ輸送。現地NGО(非政府機関)や国連機関を通じて、子供たちに手渡されます。
(2008.09.05記載)
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