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2008年09月10日 『心田を耕す』の文庫判、英語版が発刊

立正佼成会創立60周年の記念事業の一つとして平成10年に発刊された庭野日鑛会長の著書 『心田を耕す』が、このほど文庫化され、装いも新たに出版されました。また、同書の英訳版が併せて佼成出版社から発刊されました。仏教の核心を説く書として、また人生の手引書として親しまれてきた同書。今後も国内外での幅広い活用が期待されています。

『心田を耕す』は、平成3年に法燈を継承してから創立60周年までの大聖堂はじめ各地での法話に、庭野会長が加筆し、まとめたものです。「無常」の法を認識する大切さ、仏教観に基づいた生き方を示し、本会会員の信行の心構えを説いた同書は、同10年の発刊以来、研修や法座などで幅広く活用され、多くの会員に愛読されています。このたび、同書を常に携帯し、教えを学びたいという会員からの多くの声に応え、文庫化されることになりました。文庫判の装丁は庭野会長の意向を受け、一新されましたた。
今年は、20年間にわたる本会の総合目標「一人ひとりの心田を耕す佼成会」が示されて以来、折り返しの11年目を迎え、また、教団創立70周年という節目でもあります。同書の発刊を機に、著書に込められた庭野会長の願いを改めてかみしめ、会員一人ひとりが「仏教の核心」をさらに深く学んでいくことが期待されます。
併せて、『心田を耕す』の英訳版『Cultivating the Buddhist Heart』が出版されました。
英文雑誌『ダーマワールド』(佼成出版社)では、平成11年から約4年間にわたって『心田を耕す』を英訳して連載し、海外教会の会員のみならず、仏教に関心を持つ多くの外国人から好評を博しました。今回、創立70周年に取り組む柱の一つとして「世界布教」が掲げられたことを受け、庭野会長が説く仏教、法華経の神髄をより多くの人に伝え広めることを目的に、これをまとめて出版。米国の取次会社を通じて北米全域で扱われます。
発刊にあたり、本会の北米国際伝道センターと国際伝道本部の協力を受け、装丁やタイトルを考案。「仏さまの教え、庭野会長の心を自分たちの手で広めていこう」との願いから、北米会員によるプロジェクトチームも結成されました。今後、ネットワークを通じた広報活動を進める予定です。
△ ▼ 文庫判『心田を耕す』は並製421ページ、定価800円(税込)。注文は各教会文書布教部長、支部文書責任者へ。直接、自宅などに配送を希望する場合は、TEL 0120(323)766まで。
また、英訳版は新書判175ページ、定価1050円(税込)。問い合わせは佼成出版社業務課TEL03(5385)2333、または同洋書編集TEL03(5385)2319まで。
文庫判、英訳版ともにインターネット「佼成ショップ」でも購入できます。
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(2008.09.12記載)