世界の宗教者が時を同じくして世界平和と人類の平安のために祈りを捧(ささ)げる「世界平和祈りの週間」が、10月19日から26日まで実施されます。仏教、キリスト教、イスラームなど、本会を含む諸宗教団体ら41団体が参画。本会では期間中、大聖堂はじめ全国各教会、各家庭で読経供養の際、『世界平和祈りの言葉』を読み上げます。また、多くの教会が地域の諸宗教者らと共に「祈りの集い」の実施を予定しており、宗教協力を基にした祈りが捧げられます。
「世界平和祈りの週間」は1974年、ベルギーのルーベンで開催された第2回WCRP(世界宗教者平和会議)世界大会をきっかけにスタートしました。同大会の席上、「平和実現に向けての宗教者による祈りの結集」を行うことが提唱されたのを受け、各地で草の根レベルの運動が広がりました。今年で34年目を迎え、「祈りの週間」にあたる国連創設記念日を含めた8日間には、世界各地で国家や宗教を超えたさまざまな活動が展開されるとともに、平和への祈りが捧げられています。
本会では、1986年の「国際平和年」以来、22年にわたり「祈りの週間」に参画しています。期間中は、読経供養と併せて「祈りの言葉」を唱和。一人ひとりが信仰者として自らの心を見つめ、平和への願いを具体的な行動につなげることを目的としています。また、全国各教会では、地域の諸宗教者らに呼びかけて「祈りの集い」を計画。宗教協力によるさまざまな取り組みが予定されています。概要は以下の通りです。
【実施期間】
10月19日(日)~26日(日)
【実施内容】
日ごとにテーマが設けられた『世界平和祈りの言葉』を大聖堂、各教会、各家庭でご供養の際に読み上げる。
【参加団体】
英国国教会平和信徒会/仏教協会/シーク教聖信徒会/ユニテリアン平和信徒会/英国国立ヒンズー寺院委員会/ローマ・カトリック諸宗教委員会/国際連合協会/日本山妙法寺/世界宗教者平和会議英国委員会/立正佼成会など41団体。
(2008.09.26記載)
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