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2008年09月26日 中国佛教協会副会長の刀述仁師が来会。庭野会長と懇談

CCRP(中国宗教界和平委員会)元常務副秘書長で中国佛教協会副会長の刀述仁師が9月26日、立正佼成会を訪れ、法輪閣で庭野会長と懇談しました。中国側からCCRP常務副秘書長の鄧宗良師ら2人と、日本側からWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の宮本けいし事務総長(妙智會教団理事長)、本会の川端健之外務部長ら3人が同席しました。 

懇談の冒頭、刀師は四川省で起きた大地震に言及し「日本と佼成会から多大な支援を頂き感謝します」と述べました。続いて、WCRPやACRP(アジア宗教者平和会議)の創設、発展に、庭野開祖や中国佛教協会の前会長・趙樸初師が尽力したことについて触れ、「先達の築いた基礎を、後輩の私たちが受け継ぎ、積極的に参加、支援していきたい」と話し、10月17日からフィリピンで行われる第7回ACRP大会の成功に期待感を表しました。
これを受け庭野会長は、宗教者による会議の意義に触れながら、「刀先生が言われるように、趙先生と私どもの開祖が心血を注いで築いたものを、私たちが受け継いで、平和的に発展させていかなければなりません」と述べました。
刀師は日中宗教界の友情を重ねて強調。「趙先生と開祖さまの友情は私たちにも引き継がれています。これからもその友情を育(はぐく)んでいきたい」と笑顔で話しました。

(2008.10.03記載)