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2008年10月26日 「世界平和祈りの週間」地域の諸宗教者らとともに

10月19日にスタートした「世界平和祈りの週間」が26日、終了しました。立正佼成会では期間中、大聖堂や各教会、各家庭で読経供養に併せて『世界平和祈りの言葉』が読み上げられました。また、地域の諸宗教者らと共に「祈りの集い」を開催するなど、各地で宗教宗派を超えた祈りが捧(ささ)げられました。

大聖堂はじめ全国各教会、各家庭では期間中、読経供養の際に「世界平和祈りの週間」の意義と目的を確認し、日ごとにテーマを設けた『世界平和祈りの言葉』が唱和されました。
また、多くの教会が今年も地域の諸宗教者らと合同で「祈りの集い」を実施したほか、工夫した取り組みを行いました。
武生教会今立支部の会員ら20人は10月19日、福井県越前市の曹洞宗慧日山金剛院で「平和の祈り」を開催しました。同院には、原爆犠牲者への追悼と慰霊のため、広島に投下された原爆の残り火が灯(とも)されています。式典では、平和を願い同火を用いて献灯献花を実施。続いて『般若心経』の読誦(どくじゅ)や座禅などを行いました。
長崎教会は24日、善隣教長崎教会の西川實子教会長、大浦諏訪神社の今村豊親宮司夫妻らを招き、道場で祈りの集いを行い、会員50人が参加しました。それぞれの儀礼に従って平和への祈りを捧げたあと、「祈りの言葉」を唱和しました。
26日、大田教会は日蓮宗大本山池上本門寺で「平和の祈り」を行いました。今年で5回目となる集いに、同寺関係者や会員ら約100人が参加。同宗の儀礼に従った読経供養のあと、「祈りの言葉」を唱和しました。講話に立った同寺の富澤錬真執事は、現代の世情に触れ、仏教の教えを守り、実践することが平和につながっていくと述べました。
沖縄教会石垣支部の会員20人は26日、石垣カトリック教会で行われたミサに参加しました。同週間の意義と目的を読み上げたほか、全員で「祈りの言葉」を唱和しました。
日程調整の都合上、17日に集いを実施したのは東松山教会東松山第二支部。会員13人が同市内の日本基督教団東松山教会を訪れ、全員で祈りを捧げたあと、金岡秀樹牧師の説教に耳を傾けました。
また室蘭教会は、4年前から同週間に合わせて「祈りの言葉」を記した日めくり式の冊子を作製。支部ごとに地域の寺社など41カ所を訪ね、同週間の意義や目的を伝えながら冊子を配布しました。

(2008.11.7記載)