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2009年06月13日 庭野会長が聖エジディオ共同体本部を訪問

庭野会長は6月13日、ローマ市内にある聖エジディオ共同体本部を訪問し、同運動創設者のアンドレア・リカルディ師、マルコ・インパリアッツォ会長、アルベルト・クァトルッチ事務局長、アゴスティーノ・ジョバニョーリ・アジア部長と懇談しました。  

席上、リカルディ師は、モザンビークでの「HIVプロジェクト」に対する本会一食(いちじき)平和基金の支援に謝意を示し、「国境を超え、すべての人を兄弟と見て、支援しようとする点で、立正佼成会と聖エジディオ共同体は同じ魂を持っている。互いの友情が前進していることを大変うれしく思う」と述べました。またインパリアッツォ会長が、同運動の進めている諸活動を説明しました。
聖エジディオ共同体は、「第4回G8諸宗教指導者会議」を主催するイタリア司教協議会に協力し、会議運営の中心的な役割も担っています。庭野会長は、昨年、札幌で開催された「平和のために提言する世界宗教者会議~G8北海道・洞爺湖サミットに向けて~」をWCRP日本委員会が主催したことに触れ、「G8サミットに向けた諸宗教会議のバトンを、(WCRP日本委員会の)理事長としてイタリアにバトンタッチするという意義ある会議に参加させて頂くと受けとめている」と語りました。
また訪問に先立ち、同運動が昨年創設40周年を迎えた記念事業として立ち上げた老人施設を視察。イタリア中部地震の被災者、生活困窮者、独居老人、要介護者らを対象に住居を提供し、ボランティアが物心両面の支援を進めている状況について説明を受けました。

(2009.7.3記載)