2009年07月14日
「『臓器移植法改正』に対する緊急声明」を衆参の厚生労働委員長に提出
臓器移植法の改正案（Ａ案）が７月１３日に成立したことを受け、立正佼成会は衆参の厚生労働委員長および関係議員に対し、渡邊恭位理事長名による「『臓器移植法改正』に対する緊急声明」を提出しました。
今回、成立した改正法では、「脳死を一律に人の死」とし、本人の提供意思が不明の場合は家族の同意だけで臓器移植が可能となりました。「緊急声明」では国民的合意に至っていないにもかかわらず、わずかの審議時間で、死の判断基準や現行法の基本理念が変更されたことに対して「大多数の国民の意思を無視するものであった」と指摘しました。
１４日、中山惠市総務局外務グループ次長が参議院議員会館を訪れ、辻泰弘同厚生労働委員長と面会。「緊急声明」全文を読み上げ、提出しました。１５日には、中山次長が衆議院議員会館を訪問し、田村憲久同厚生労働委員長に「緊急声明」を手渡しました。
(2009.7.24記載)
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