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2009年07月23日 「菅沼子ども村」開村

庭野日敬開祖の生誕地・新潟県十日町市菅沼で7月23日、少年部員(小学4~6年生)を対象に実施される「菅沼子ども村」(主管・青年本部、協力・十日町市、庭野日敬師に学ぶ会)の開村式が行われました。第1組には大田、神戸、東村山、佐賀、佐世保の5教会から少年部員ら109人が参加。2泊3日の野外生活を通して庭野開祖、庭野日鑛会長の少年時代を追体験しました。今年は、8月22日までの期間中、全国から約1000人の少年部員が菅沼を訪れる予定です。 

「菅沼子ども村」は、少年部員たちが庭野開祖、庭野会長の少年時代を追体験しながら、互いに生かし合い、生かされ合ういのちに目覚め、生命力を養い、あらゆる場で、自ら喜んで菩薩行ができる少年少女になることが目的とされています。昨年は「青少年 本部参拝」で休村となったため、2年ぶりの開催です。
23日午後、庭野開祖のご生家前で行われた開村式では、庭野皓司・子ども村村長(生誕地道場長)があいさつに立ち、庭野開祖の幼少時代を説明。「菅沼での体験は大きくなって必ず役立つと思います。3日間、みんなで力を合わせ、思いやりの心を持って助け合いながら過ごしてください」と参加者を激励しました。関口芳史・十日町市長の歓迎のあいさつに続き、「菅沼の火」の点火式が行われ、関口市長と参加者代表がご生家のご宝前の火をたいまつに灯(とも)し、ランプに点火しました。
参加者は2泊3日の行程中、「菅沼めぐり」のプログラムを通して大日如来や子安観音への参拝や野菜の収穫を体験。また、今年は菅沼の昔ながらの祭事を再現した「菅沼子ども祭」が諏訪神社で開催され、十日町で伝承されてきた『十日町小唄』に合わせて盆踊りを行ったほか、射的や輪投げに挑戦し、グループごとに点数を競い合いました。
参加者の一人は、「射的で5点取れたのがうれしい。盆踊りも輪投げも初めてだったけどすごく楽しかった!」と笑顔で話しました。
最終日の退村式では、各教会の代表者が3日間を通しての思い出と「私のちかい」を発表。発表者の一人は、「いつも悪いことをしてお母さんたちに怒られるので、これからは親孝行をしたいです」と誓願しました。このあと、少年部員たちは「菅沼旧道くだり」に出発。庭野開祖が少年時代、ボイ(薪(まき)束)を担いで山道を下ったのに倣(なら)い、各自の荷物を背負って3・6キロの道のりを汗だくになりながら踏破しました。

(2009.7.31記載)