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2009年10月13日 「お会式・日蓮聖人遠忌法要」

日蓮聖人の第七百二十八遠忌にあたる10月13日、「お会式・日蓮聖人遠忌法要」が本会発祥の地・修養道場で行われました。庭野会長、庭野光祥次代会長、渡邊恭位理事長はじめ教団役職者、事業体役職者ら約80人が参集。日蓮聖人の遺徳をかみしめ、法華経を世に弘める誓いを新たにしました。  

法要では、光祥次代会長を導師に「方便品」「法師品」「如来寿量品」「常不軽菩薩品」の読経供養が行われ、導師により庭野会長の回向文が奏上されました。
このあと、庭野会長が法話に立ち、日蓮聖人の「日蓮は少(わかき)より今生(こんじょう)のいのりなし只仏(ただほとけ)にならんとをもふ計(ばか)りなり」(『四条金吾殿御返事』)との純粋な求道の思いを紹介。また、「一天四海皆帰妙法」の大願に触れ、「日蓮ご聖人の精神を開祖さまは30歳そこそこの頃に純粋に受け取られ、それをもとに、私たちに法華経というものを通して、宗教のあり方をご指導くださった。そこで今日の立正佼成会があり、いろいろな教団との協力ということに取り組んでおるわけであります。本当に私たちが教団の教えというもの、はっきりと分かりやすく大事な精神というものを忘れることなくつかみ、それをもとにして、宗教協力などを通して、皆さんと共に世界平和を目指して進んでいける、そういう教団にしていかなければならない」と述べました。
さらに、オバマ米国大統領のノーベル平和賞受賞に言及。「世界平和ということがクローズアップされており、そうした中でも何らかの役割を果たせるような教団になっていくことが、日蓮ご聖人の法要に集う私たちにとって大事なことではないかと思います」と立正佼成会の因縁・使命を強調しました。

(2009.10.23記載)