「第12回日中韓仏教友好交流会議日本大会」出席で横浜教会普門館入りした庭野日鑛会長は10月17日、会議の合間、中国代表団要人をはじめ国内外からの参加者や会議役職者らと面談、出会い・再会を喜び合うとともに施設受け入れ代表としての歓迎の意を伝えました。
開式に先立つ午前10時過ぎ、同普門館応接室で中国代表団の釈一誠・名誉団長(中国佛教協会会長)の訪問を受け歓談しました。蒋堅永・代表団顧問(国家宗教事務局副局長)、学誠・団長(中国佛教協会副会長兼秘書長)が同席しました。
庭野会長は「釈先生をはじめ中国の皆さまには、遠いところを本当によくお越しくださいました。これまで日本大会は京都などで開かれていましたが、横浜でもこうしてお迎えできて心から感謝しています」と、受け入れの喜びを述べました。
これに対し学誠団長は、「今日の中韓日三国仏教徒の〈黄金の絆(きずな)〉は、趙樸初師と庭野日敬先生はじめ、いろいろな方々の努力のお陰で築かれたもの。日本大会は毎回、立正佼成会などの受け入れのお陰で開かれています。この感謝をどうしてもお伝えしたかった」と来訪の思いを述べました。
蒋顧問は、「庭野日敬開祖と趙樸初師との法縁以来、中国仏教界と立正佼成会との深い友情は続いています。日敬先生の後を継ぎ、日鑛会長が活躍されている姿を見て、とてもうれしく期待を寄せています。私たちの交流は今後とも、日中友好促進のためにとても役立つと信じています」と、日中仏教交流の意義と期待を述べました。
会議の合間を縫い、庭野会長は午後1時半過ぎ、大会役員控室に坪井俊映・日中韓国際仏教交流協議会会長(浄土門主)を訪ねて歓談しました。小林隆彰・同協議会理事長(比叡山延暦寺長臈)も同席しました。
95歳を数え、今なお全国を率先して巡教する坪井師の近況を聞き庭野会長は、「素晴らしくお元気ですね」と同慶の意を伝えました。坪井師は、「今やらせてもらえることを精いっぱいやっています」と心境を述べました。
(2009.10.23記載)
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