2010年04月02日
「EMS職員学習会」で兵庫県立大・岡田教授が講演
立正佼成会本部の教団職員を対象とした「EMS(環境マネジメントシステム)職員学習会」が4月2日、普門館大ホールで行われ、約350人が参加しました。
当日は、『環境問題は関係問題~3R、買い物、食』をテーマに兵庫県立大学環境人間学部の岡田真美子教授が講演。岡田氏は、先進国ではエネルギーの大量消費などによる地球環境の危機が理解されているものの、便利で快適な生活の見直し、習慣や行動の変容までには結びつきにくいと指摘しました。その上で、「環境問題の解決には価値の転換が大切」と強調。人々の心の奥深くに訴える宗教の特性に言及しました。
また、習慣を変えていく一つのアプローチとして、チェックシートを用いて日常の食事や購買行動を振り返り、「3R」(ごみの削減、再利用、再資源化)への心がけを提案。「『良質』『長持ち』『丈夫』『使い続ける』という価値への転換を」と訴えました。
(2010.4.9記載)
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