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2010年05月16日 「大志~社会変革の風をおこそう」と「青年の日2010」展開

全国の青少年部員が地域社会や世界平和のために菩薩行を実践する「青年の日 2010」が5月16日、全国各地で行われました。メーンテーマ『大志~社会変革の風をおこそう~』のもと、青少年部員約1万5千人が活動を展開。多くの会員や市民が協力しました。今年は、ほとんどの教会がWCRP(世界宗教者平和会議)グローバル・ユースネットワーク主催の「ARMS DOWN! 共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」の署名活動を実施。正午には、参加者全員が一斉に「祈りのことば」を唱和し、世界平和を祈念しました。この日、庭野光祥次代会長は三郷、墨田両教会の会場を訪れ、それぞれの取り組みに参加しました。

「青年の日 2010」では、核兵器廃絶や軍縮などを目指す世界規模の署名活動「ARMS DOWN!」が全国的に展開され、各教会は趣向を凝らして取り組みました。
長岡教会は、JR長岡駅前など市内4カ所で街頭署名を実施しました。外国人が多く暮らす地域性を踏まえ、英語や韓国(朝鮮)語、中国語で『共にすべてのいのちを尊ぶ世界へ』などと書かれたTシャツを部員が着用。道行く人々に署名の協力を呼びかけました。青年男子部長は、「署名や激励を頂く中で、すべての人に平和を願う心があると改めて気づきました。自らが平和な心を保ち、今後も活動を広く展開していきます」と語りました。
名刺サイズの広報用カードをポケットティッシュに入れて配布したのは福井教会。市内6カ所で署名の協力者に手渡しました。このほか、多くの教会が独自のポスターやのぼりを作製して核兵器廃絶や軍縮を市民に訴えました。
戸別訪問を通して協力を呼びかけた教会もあります。鈴鹿教会は包括地域内の神社仏閣を部員20人がそれぞれ訪問。趣旨を説明し、賛同を求めました。仙台、浜田の各教会は包括地域内の住民宅を訪問し、協力を求めました。
徳山教会は、パーフェクト リバティー教団徳山教会の青年部員ら13人と共に32人が市内の7カ所で街頭署名を実施。H・Sさん(女子・14歳)は、「宗教は違っても、平和を願う心は同じなのだと実感しました。平和のために積極的に取り組む大切さを学びました」と話しました。また、神戸教会は、「第40回神戸まつり」のパレードでサンバ隊と併せて青年部員ら126人が平和行進。「ARMS DOWN!」を沿道の市民にアピールしました。
長年取り組んでいる「一食(いちじき)ユニセフ募金」に力を注いだ教会も多くありました。那須教会は28人が市内の2カ所で街頭募金を実施。献金者に折り鶴を贈呈しました。磐城、清水、高知の各教会でも街頭署名と並行して募金活動を展開。このほか包括地域内の清掃奉仕を行った教会もありました。

(2010.5.21記載)