News Archive

2010年06月22日 新宗連青年会の平和使節団が沖縄慰霊

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)の「第3回沖縄慰霊平和使節団」(団長・保積志弘青年会委員長=大和教団嗣親)が6月22日から26日まで実施されました。立正佼成会を含む加盟6教団から11人が参加しました。

同使節団は国内唯一の地上戦が行われた沖縄を訪れ、平和の大切さやいのちの尊さを学び、世界平和・絶対非戦の誓いを新たにするもの。一行は、旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる23日の「慰霊の日」に、糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪問。平和祈念資料館、平和の礎(いしじ)を見学し、「沖縄全戦没者追悼式」(主催・沖縄県)に参列しました。このあと金光教那覇教会主催の「南冥之塔慰霊祭」に出席しました。
24日には同公園内の沖縄平和祈念堂、国立沖縄戦没者墓苑でそれぞれ慰霊祭を挙行。このほか、ひめゆりの塔や糸数壕(ごう)などを訪れ、水、香、花を献じました。この日は沖縄戦の語り部が同行。各慰霊塔にまつわる戦禍を解説しました。
25日、渡嘉敷島へ移動した一行は、国立「沖縄青少年交流の家」の座間味昌茂研修指導員の案内で集団自決跡地、白玉之塔を訪ね、慰霊の誠を捧げました。

(2010.7.9記載)