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2010年07月10日 『輝け自分!』テーマに新宗連青年会「ユースフォーラム2010」

『輝け自分! 一人ひとりが主人公』をテーマに新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)の「ユースフォーラム2010」が7月10、11の両日、立正佼成会金沢教会と金沢市内のホテルで開催されました。立正佼成会を含む加盟9教団から167人が参加しました。

同フォーラムは「世界平和の確立」「人類福祉の向上」を目指し、青年が自らどのような行動をすべきかを探求するために行われています。今回は、東京自殺防止センターの設立者である西原由記子氏とトヨタ白川郷自然學校の西田真哉學校長を招き、2日間にわたってワークショップが行われました。参加者は西原、西田各氏の班に分かれ、自己を見つめるプログラムに取り組みました。
10日、西原班は互いの第一印象を発表。他者の目に映る自らの印象を知ることで、自身の感情や普段の態度などを意識し、自己表現の大切さを学びました。同氏は「自己を知るには他者が必要」と述べ、何事も指摘し合える信頼づくりを強調しました。
一方、西田班では、バナナの断面図を予想するゲームなどを通して人間の記憶の特徴を知るワークを実施しました。同氏は「普段見ているものも意識して見聞きしないと記憶に残らない」と語り、「身近な人ほど、肝心なことを見落としている可能性がある」と指摘しました。
翌11日は、表情や身ぶり手ぶりによるコミュニケーションだけで、各班で一つの絵を作成。作業中の心情や気持ちの変化などを班内で語り合い、最後に参加者全員の前で発表しました。

(2010.7.16記載)