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2010年09月15日 渡邊理事長、SVAカンボジア事務所のイー・トン副所長と懇談

カンボジア宗教省元顧問で、シャンティ国際ボランティア会(SVA)同国事務所副所長を務めるイー・トン氏が9月15日、立正佼成会を訪れ、大聖ホール前室で渡邊恭位理事長と懇談しました。SVAからは若林恭英会長はじめ理事が出席。本会から一食平和基金運営委員会委員長の沼田雄司教務局長らが同席しました。

本会は同国宗教省とSVAの要請を受け、一食(いちじき)平和基金を通してカンボジア国立仏教研究所の再建に尽力。2002年の落成式には庭野日鑛会長が出席しました。また、現在はSVAと同基金の共同による「カンボジア仏教・文化復興事業」が進められています。
懇談では、渡邊理事長が来会を歓迎。これに対し、イー氏がカンボジア仏教の復興に対する貢献に謝意を表明しました。また、同復興事業の一環として実施されている若い僧侶の倫理、環境教育、高位僧侶のリーダー育成などの取り組みを紹介しました。
さらに、広島、長崎の原爆投下、自国の内戦とポル・ポト政権による虐殺に触れ、「日本とカンボジアは、戦争による痛ましい経験を持っています。今後も共に働き、学び合って、互いに平和を希求していきたい」と述べました。

(2010.9.24記載)