2010年09月19日
『智慧と慈悲』をテーマにIBC「仏教公開講座」
立正佼成会IBC(国際仏教教会)の英語による「仏教公開講座」が9月19日、東京・新宿区の日蓮宗常圓寺祖師堂ホールで開催され、日本在住の外国人ら33人が参加しました。
当日は、『大乗仏教における智慧(ちえ)と慈悲:現代的考察』をテーマに、立正佼成会国際アドバイザーのミリアム・レヴェリング博士が講演。仏教徒にとって慈悲と智慧、方便の大事さを示した上で、日刊紙に掲載されたある夫婦の話を例に、仏の慈悲とは母親の無償の愛と同じであると話しました。
また、法華経「観世音菩薩普門品第二十五」に触れ、「開祖さまは、自らが観世音菩薩のように一切衆生を助けていくことが大事であると教えてくださっています」と、その行法を説明。人とのかかわりの中で相手に共感し、さらに自身を知ることで、「自己中心がなくなり、慈悲心が育つ」と述べました。
(2010.9.24記載)
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