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2011年01月11日 教団本部「ISO14001」 維持審査で認証継続を確認

教団本部の「ISO14001」認証取得から1年に際し、11、12の両日、環境マネジメントシステム(EMS)の運用状況に対する審査機関の「サーベイランス(維持審査)」が行われました。取得されたISOの認証の有効期間は3年。更新審査までの間、最低年1回の維持審査が定められており、認証継続の推薦の可否が審査機関により判断されます。渡邊恭位理事長へのインタビューや各部署での審査の結果、認証の継続が確認されました。

ISO14001は、組織の活動による環境への影響を持続的に改善する仕組み「EMS」を構築し、その運用と改良を求められる国際規格。国際標準化機構の定める項目を満たした上で、各組織が目標値や計画を自主的に定めて取り組んでいくことが必要となります。立正佼成会は2008年末より本部周辺施設を中心にEMSを構築して環境に配慮した視点から各業務の見直しを実施。取り組みを進め、昨年2月に認証を取得しました。
取得後初めてとなる今回の審査では、渡邊理事長へのインタビューのほか、環境管理責任者の川端健之総務局長、EMS事務局への面接を通してEMSの運用、活動による環境への影響を特定する「環境側面」の取り組み、ロゴマークの使用状況などが調査されました。また、青梅練成道場を含む各部署で目的・目標や実施計画、運用管理、記録管理などが審査されました。
この結果、EMSが有効に運用されていることが認められ、「認証が継続される」ことが決まりました。また、審査の中では、内部監査の報告を基に、一昨年の不適合事項、注視すべき観察事項が昨年の監査で半減したことが挙げられ、全職員のシステム運用に対する積極的な取り組みが認められました。佼成カウンセリング研究所、家庭教育研究所の環境改善やエコロジーに関するアイデアも審査機関から評価されました。

(2011.1.21記載)