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2011年03月18日 慈済基金会の善意届く 毛布2500枚が仙台教会へ


18日、慈済基金会からの毛布が仙台教会に到着

財団法人・台湾仏教慈済慈善事業基金会(慈済基金会)が東日本大震災の救援のために用意した毛布5千枚のうち2500枚の配布が立正佼成会に委託されました。3月18日に東京・新宿区の同基金会日本分会から仙台教会に届けられ、本会会員の手で被災者に配布されています。


同教会会員の手によって被災者に手渡された

同基金会は、500万人以上の会員が所属する世界最大規模の仏教ボランティア団体。創始者の證厳法師は2007年に「第24回庭野平和賞」を受賞しています。 毛布はペットボトルのリサイクルによって作られたもの。14日に救援物資として台湾から日本に空輸後、同基金会日本分会に届けられ、東北地方での救援を開始した本会に委託されました。17日、本会が用意したトラックで輸送され、翌18日に仙台教会に到着しました。
現地は朝晩の冷え込みが厳しく、寒さのために十分な睡眠や休息が取れずにいる被災者が少なくありません。同教会の会員たちは避難所や被災者宅を訪ね、より厳しい状況にある人々に毛布を届けています。
なお、同基金会日本分会の会員は15日に茨城・大洗町に入り、翌16日から炊き出しによる救援活動を行っています。

(2011.03.24記載)