立正佼成会の「東日本大震災救援本部」から派遣されている援助隊(善友隊)が、被災地域で支援活動に取り組んでいます。
【茨城】
3月19日と23日に本部からそれぞれ茨城教会に派遣された援助隊(善友隊)の計6人が同31日に本部に帰着しました。
同教会では、10支部のうち6支部にわたる沿岸地域が地震と津波により大きな被害を受けました。震災発生当初、ライフラインが断たれ、深刻なガソリン不足により、会員の安否や被災状況の確認ができない状態となりました。物資の輸送も兼ねて援助隊が派遣されました。
教会に到着した援助隊は支部長らと共に各包括地域に入り、会員宅を訪問。安否や被災の状況を確認し、会員の思いに耳を傾けました。
同教会の包括地域では、時間の経過とともにライフラインが復旧。ガソリン不足も解消の見通しが立ち始め、さらに教会サンガで支援できる体制が回復したため、菊地右宗教会長と協議し、援助隊の活動を3月30日で終了しました。
【磐城】
3月31日、本部から磐城教会に援助隊(善友隊)の3人が派遣されました。竹野浩市教会長(磐城・平を兼任)を支援するものです。
磐城と平の両教会は震災に加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故により県外に避難している会員も多く、安否や所在確認ができない状況が続いています。援助隊は磐城教会の当番や参拝する会員の受け入れ、安否確認などを支援していきます。
【石巻】
4月1日、本部から石巻教会に援助隊(善友隊)4人が派遣されました。同教会への派遣は3回目となります。同教会道場は4日現在、電気・水道は復旧したものの、ガスは不通の状態が続いています。
同隊は、現地の要請を受け救援物資を運搬。これまでの援助隊の活動を引き継ぎ、被災した会員宅の家財道具や畳の撤去、浸水した道場1階の清掃などを中心に活動を展開しています。
(2011.04.07記載)
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