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2011年04月21日 心は被災者と共に 世界各国のサンガからさまざまな震災支援


スリランカ教会

東日本大震災に対し、海外教会・拠点でも被災者に思いを寄せるさまざまな取り組みが行われています。


バンコク教会

「東日本大震災 犠牲者慰霊 早期復興祈願」式文は、英語、韓国語、ポルトガル語など各国語に翻訳され、各教会・拠点では、犠牲者の慰霊と被災地の早期復興に向けた真摯(しんし)な祈りが捧(ささ)げられています。韓国立正佼成会などでは、教会での祈願供養に加え、各家庭でも読経供養の際に式文が読み上げられています。
ブラジル教会は3月20日、サンパウロ市内のカトリック教会で行われた「東日本大震災犠牲者慰霊早期復興の祈り」にカトリック信徒や仏教徒らと共に参加。ミサでの祈りのあと、永嶋孝至教会長が諸宗教者と共に登壇し、犠牲者の冥福と被災地の復興を願いスピーチをしました。
日系3世の会員は、「一日も早い被災地の復興をお祈りしました。避難所では互いを思いやり、他の人に物資を融通し合う方々が多いと聞き、“まず人さま”の大切さを改めて学ばせて頂きました」と話します。
このほか、ニューヨーク教会やバングラデシュ教会でも地元の宗教者と協力し、犠牲者に対し哀悼の誠を捧げました。
「被災会員への義援金」の取り組みも行われています。北米5教会(ハワイ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、オクラホマ)やモンゴルのウランバートル支部をはじめ、各教会・拠点には募金箱が設置され、会員や現地の友好団体から多くの浄財が寄せられています。
バンコク教会は3月27日、市内で被災地の支援を目的に街頭募金を行い、青年部員約10人が市民に協力を呼びかけました。スリランカ教会は4月10日、教会道場でバザーを開催。2004年にスマトラ島沖地震による津波で甚大な被害を受けた際、日本から多くの支援が寄せられたことを踏まえ、収益の一部を被災地支援に充てます。
北米国際伝道センター(RKINA)は、被災会員に励ましや応援のメッセージを届けようとWEBサイト「Prayers for Japan(祈り--日本の方々へ)」(http://rkprayers.blogspot.com)を3月17日に開設。米国をはじめインドの会員などから『互いにいたわり合える世界が築かれることを願っています』『節約を心がけ、積極的に献金させて頂きます』といったメッセージが寄せられています。


RKINA・WEBサイト

(2011.04.21記載)