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2011年04月28日 鎮魂と復興への祈り 被災地や大聖堂で厳修


大聖堂

東日本大震災の発生から四十九日にあたる4月28日、各地で犠牲者を悼み、早期復興を祈願する法要が営まれました。


磐城教会

被災地を包括する立正佼成会の釜石、石巻、仙台各教会、福島ブロック内全教会はじめ臨時拠点、会員宅では、読経供養に続き、震災で犠牲となった会員の戒名奉読、体験説法や法座などが行われました。
大聖堂でも同日、同震災犠牲者の慰霊と被災地の早期復興を祈念する「東日本大震災 復興への祈り」が厳修されました。本部、事業体の職員らが参加しました。
当日は、沼田雄司教務局長を導師に読経供養が行われました。次いで沼田局長が、被災した教会の状況などを説明し、本会のこれまでの救援活動を報告。今後も引き続き支援に力を注いでいく考えを示しました。
続いて、4月13日から18日まで、庭野光祥次代会長と共に被災地を訪問した東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のフルート奏者・前田綾子さんが登壇。訪問先で演奏した『黄昏色(たそがれいろ)』『アヴェ・マリア』などの楽曲を披露しました。
このあと、「お言葉」に立った光祥次代会長は、救援活動にあたる職員に謝意を表明。訪れた被災地の様子に触れ、大きな困難に直面したときにも、まず周囲の人を思いやる会員の姿に信仰者の生き方を教えられたと述懐しました。その上で、全会員一人ひとりが被災地へ思いを寄せる大切さを強調し、「皆さまと心を一つに、復興への歩みを続けていきたいと思います」と述べました。

(2011.05.06記載)