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2011年05月24日 「WCRP東日本大震災緊急支援」第2次支援金 岩手県社協などへ贈呈

立正佼成会も街頭募金を通して参画する「WCRP東日本大震災緊急支援」の第2次支援金として、WCRP日本委員会は総額8500万円を拠出し、被災地の各社会福祉協議会や民間団体に寄託しています。5月24、25の両日には、同委員会の宮本けいし事務総長(妙智會教団理事長=写真右)が岩手県社会福祉協議会(盛岡市)などを訪れ、支援金を贈呈しました。

「WCRP東日本大震災緊急支援」は、同委員会加盟教団の勧募金や街頭募金の浄財によるものです。立正佼成会でも、全国の会員が震災直後から街頭に立ち、市民に協力を呼びかけてきました。第2次緊急支援では、被災者の身近な生活支援に重点が置かれました。
24日、岩手県社会福祉協議会を訪れた宮本事務総長は、浄財に込められた各教団の信者の思いを伝え、同協議会の笠水上譲副会長=写真左=に支援金1100万円を贈呈。笠水上副会長は深い感謝の意を表しました。支援金は、移動入浴車2台の購入費用などに充てられます。
懇談の席上、流失した福祉施設の再建や、被災者に対する心のケアの必要性などにも話が及びました。宮本事務総長は今後も物心両面にわたる継続的な支援を行う意向を伝えました。
宮本事務総長はさらに翌25日、釜石市社会福祉協議会、大槌町社会福祉協議会を訪れ、支援金としてそれぞれ300万円、500万円を贈呈しました。
同委員会では、今後も被災地のニーズ調査を進めながら、追加支援を行う予定です。

(2011.06.03記載)