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2011年06月11日 「やわらぎツアー」 花巻市内で釜石教会会員118人が参加

立正佼成会の「東日本大震災復興救援本部」は6月11、12の両日、被災地の会員を対象とした「やわらぎツアー」(参拝受入グループ主管)を岩手・花巻市内の宿泊施設で実施し、釜石教会の会員118人が参加しました。奥羽、東北、東京西、東京中央の各ブロックの会員が受け入れに加わりました。

釜石教会の会員を対象とした同ツアーは2回目。ツアーでは、佼成病院の医師による「健康相談」、佼成カウンセリング研究所による「心の相談」が開設されました。このほか、専門の技術を持った会員らによる整体やマッサージ、フェイシャルエステの施術が行われ、参加者は、1泊2日の行程で入浴や各プログラムを通し和やかなひとときを過ごしました。
参加者の一人は「震災以来、気持ちが沈みがちで化粧をする気にもなれませんでしたが、フェイシャルエステの施術を受けて肌にも心にも張りが戻りました」と笑顔をのぞかせました。
大槌町の漁師である会員は「船を流されてしまい、何もできないまま日々が苦痛でした。たとえ一瞬でも、つらいことを忘れて仲間と楽しく過ごせたのが本当にありがたい」と語りました。

(2011.06.17記載)