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2011年06月18日 大震災から100日 被災地や大聖堂で慰霊式典


大聖堂には本部、事業体の職員らが集い、東日本大震災犠牲者の慰霊と被災地の復興を祈り、読経供養を行った

東日本大震災の発生から百日目にあたる6月18日を中心に、各地で同震災犠牲者の慰霊と被災地の復興を祈願する法要が執り行われました。


仙台教会で営まれた「百ヶ日法要」には約500人の会員が参加し、犠牲者を悼んだ

仙台教会では6月18日、「東日本大震災百ヶ日法要」を営み、会員約500人が参集しました。渡邊佳政教会長を導師、遺族54人を副導師に読経供養が行われたあと、犠牲となった会員の戒名が奉読されました。会員4人の発表に続き、説法に立った渡邊教会長は、前進していく大切さをかみしめるとともに、「苦しみの中から仏さまの光を見つけていくこと」を会員たちに呼びかけました。
このほか同日に、平、磐城、福島、15日に石巻、17日には釜石の各教会で同様の式典が行われました。
大聖堂でも6月18日、庭野光祥次代会長、渡邊恭位理事長臨席のもと、「東日本大震災 慰霊と復興への祈り」が執り行われ、本部、事業体の職員らが参加しました。
渡邊理事長導師による読経供養が行われたあと、本会の震災発生後からの取り組みと今後の施策をまとめた「こころ ひとつに」プロジェクトについて渡邊理事長が説明しました。続いて、善友隊として本部から石巻教会へ派遣された本部職員2人が体験を発表しました。
「お言葉」に立った光祥次代会長は、「普回向」の意味合いに触れ、「あらゆることをするときに、そのことを被災地の方のために捧(ささ)げる、そういう気持ちでさせて頂こうと思います」と話しました。

東日本大震災の犠牲者慰霊 復興祈願供養の変更等について

6月14日付で、教団本部より各教会に、これまで行われてきた「東日本大震災犠牲者慰霊 早期復興祈願」供養の変更等について通達されました(教務局儀式行事グループ主管)。概要は以下の通りです。

●戒名の犠牲者数について
6月18日(3月11日から百日目に当たる)から「一万数千余名」を「二万数千余名」に変更して戒名を読み上げます。ご宝前に安置される戒名も同様に書き換えます。

●「東日本大震災犠牲者慰霊 早期復興祈願」供養について
6月18日午前9時のご供養まで行い、以降は通常のご供養に戻します。戒名は戒名室のご宝前に移します。来年3月11日までは、毎月11日の午前9時の教会道場でのご供養を「東日本大震災犠牲者慰霊・復興祈願」供養とし、その際にはご宝前に戒名を安置します。式文は「6月13日改訂『東日本大震災犠牲者慰霊・復興祈願』」(各教会に配布)を使用します。

※被災地の教会では、犠牲者慰霊・復興祈願の日々のご供養を継続して行うこともあります。
※会員各家のご供養は教会と同様に通常のご供養としますが、個人の願いで続ける場合は、その意志が尊重されます。

●国旗・会旗の半旗について
6月18日以降、通常に戻します。

(2011.06.24記載)