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2011年06月24日 消費電力削減の取り組み「本部節電計画」決定

立正佼成会本部はこのほど、東日本大震災に伴う電力不足を防ぐため、消費電力削減(節電)の取り組みとして「本部節電計画」を決定しました。夏季の首都圏における電力不足に対し、従来の取り組みをさらに推進します。

今回決定された「本部節電計画」では「新規」として4項目を提示。7月から9月までの3カ月間、6日と16日には、事務庁舎など本部周辺施設を閉鎖するほか、来年設置を予定していた太陽光発電による再生可能エネルギーの導入を前倒しで行うことなどが決まりました。
本会では平成15年からの電力削減に加え、21年に国際標準化機構の定める「ISO14001」を取得し、具体的な数値を定めて節電などの取り組みを推進してきました。今回の「計画」では、こうした従来の活動を進め、「環境マネジメントシステム(EMS)」に基づく節電の実施やクール・ビズの拡張なども「継続」として示されました。
夏の電力不足については経済産業省が電気事業法第27条に基づいて、東京電力と東北電力管内の大規模事業所に平日の最大電力使用から「15%の削減」を要請。通知を受けた本会は「計画」の実施により積極的に対応することとしました。

1.今夏の取り組み(新規)

(1)7月~9月の消費電力の削減
【目標】本部周辺施設の消費電力量を削減する
【期間】7月~9月
【内容】毎月6日、16日は本部周辺施設を閉鎖する
(2)再生可能エネルギーの導入
※平成23~24年の2年計画を前倒しして実施する。
【目標】事務庁舎の年間消費電力量を昨年比2万キロワット(7%)削減する
【期間】9月~(予定)
【内容】事務庁舎屋上に太陽光発電システムを設置し、電力消費の一部をまかなう(10~20キロワットを想定)
(3)平日ピーク時の電力消費の抑制
【目標】本部ピーク時の消費電力を3196キロワット以内に抑える
【期間】7月~9月
【内容】平日ピーク時の消費電力を抑えるため、8月3日は東京都吹奏楽連盟による行事が普門館で開催されることを踏まえ、法輪閣、事務庁舎等を閉鎖する
(4)5月に予定していた施設停電を8月11日、12日に実施

2.既に実施している取り組み(継続)

(1)EMS(環境マネジメントシステム)における日常の節電の実施
イ・空調の温度設定(夏期は室内温度28度、冬期は20度)
ロ・個別消灯の実施
ハ・待機電力オフの実施等
(2)クール・ビズの拡張(5月から実施。ポロシャツ勤務可等)
(3)LED、高効率蛍光灯(Hf蛍光灯)の使用

(2011.06.24記載)