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2011年06月29日 「WCRP東日本大震災第2次緊急支援」福島県社協などへ贈呈

6月29日、庭野日鑛会長=WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会理事長=は、中山身語正宗の八坂親憲管長(同評議員)と共に福島市内の福島県総合社会福祉センターを訪れ、「WCRP東日本大震災第2次緊急支援」のうち福島県社会福祉協議会への支援金1千万円(目録)を瀬谷俊雄会長に手渡しました。立正佼成会から国富敬二総務局副局長、中山身語正宗から竹地春海本部長が同行、同日本委の畠山友利事務次長が同席しました。

震災により、福島では地震、津波の被害に加え、東京電力福島第一原子力発電所事故に見舞われ、厳しい状況にあります。贈呈後の懇談で瀬谷会長は、地図などを用いて被災状況を説明。同協議会でボランティアセンターを立ち上げ、これまでに約8万人を受け入れて救援復興活動に携わってきたことなどを語りました。また、震災が日本人の助け合いや思いやりの精神を再確認するきっかけとなったことや、今後、仮設住宅入居後には、独居の人の精神状態に注意し、孤独死などにつながらないよう、その支援に力を注いでいく必要のあることなどが話題となりました。
庭野会長は被災者に対する衷心からの見舞いの意を表すとともに、被災地の復旧・復興と安全の確保を祈念しました。
また、前日の28日には、八坂師が宮城県女川町社会福祉協議会を訪れ、同日本委からの支援金300万円(目録)を阿部恵子会長に寄贈しました。八坂師は被災地で、犠牲者追悼の祈りを捧(ささ)げました。

(2011.07.08記載)