2011年07月25日
路上生活者支援連絡会が今年度第1回報告会を実施
庭野平和財団や日本聖公会などが参画する「路上生活者支援連絡会」は7月25日、今年度第1回の会合(報告会)を同財団(東京・新宿)で行いました。支援団体の代表ら9人が集まりました。
会合ではまず、リーマン・ショック後に企業からの献金が減少したことや4月からの米不足など、路上生活者支援の窮状が各団体から報告されました。次に、東日本大震災の被災者支援についての報告では、福島第一原発の事故以来、福島県へのボランティア派遣が比較的少ないことや、東京に避難している人への物的支援の難しさ、自主避難者の生活困窮と被差別などが改めて問題として提起されました。
セカンドハーベスト・ジャパンの黒澤剛氏は、「福島から東京に一時避難する人は増え、東京の中に被災地があるよう。その一方で、路上生活者支援の活動はしづらくなっている」と話しました。
(2011.08.05記載)
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