2011年08月26日
「新潟・福島豪雨」被害に緊急拠出 一食平和基金運営委員会
立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は先ごろ、7月下旬に発生した「新潟・福島豪雨」によって、土砂災害や河川の氾濫(はんらん)などの大きな被害に遭った新潟県、福島・只見町、同金山町に合計200万円の緊急支援を決定しました。
このうち、8月18日午後、小山佳男新潟ブロック長が同県庁を訪問し、泉田裕彦知事に見舞金100万円を寄贈しました。同県では死者4人、472軒の家屋が全半壊、7818軒が床上、床下浸水となったほか、農地や農業用施設も甚大な被害を受けています(8月18日、同県豪雨災害対策本部発表)。
泉田知事は冒頭、「温かいお気持ちをありがとうございます」と述べ、感謝の意を表すとともに、記録的な豪雨に襲われながらも地域や県民自身の防災力が発揮され、多くの人命が守られたと報告。一方で、家屋や農地への被害の深刻さについて説明し、被災者救済に尽力することを語りました。
なお、同運営委員会は22日、「新潟・福島豪雨」の被害状況を踏まえ、新たに福島・柳津町へ50万円を寄託することを決定しました。
(2011.08.26記載)
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