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2011年08月22日 「韓国宗教者協議会GNHツアー」 メンバーが豊島教会を視察

庭野平和財団受け入れによる「韓国宗教者協議会GNH(国民総幸福量)ツアー」が8月22日から26日まで行われ、同協議会のメンバーら9人が来日しました。22日には豊島教会を訪問。同教会が3年前から道場で実施している都市の緑化活動を視察しました。同財団の野口陽一専務理事が同行しました。

当日、同教会で研修会が行われ、一行を代表して韓国キリスト教長老会の鄭鎮宇牧師があいさつ。東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表し、「今こそ宗教者が手をとり合い、私たちの今後の生き方を考える時です。その一歩として、今日は都市の緑化についてしっかりと学ばせて頂きます」と述べました。
次いで、福田和正教会長が、宮脇昭横浜国立大学名誉教授の指導を受けて取り組んでいる同教会の植林活動を紹介。わずかな土地にも自然本来の力を生かして“森”をつくろうと、土地に合った複数の木を混植、密植させる「宮脇式」の方法で植林したことなどを説明した。このあと、同教会の会員も協力する「豊島区明るい社会づくりの会」の植林の様子を見学するため、地域の小学校や公園を訪れました。
なお、一行は翌日から熊本・水俣市に移動し、同市で地域社会の再生に大きな役割を果たしている「地元学」の実践を学びました。

(2011.09.02記載)