2011年11月14日
第1回 本会国際アドバイザー委員会 会議 国際布教の推進など討議
立正佼成会の国際活動のあり方を検討する「第1回立正佼成会国際アドバイザー委員会」会議が11月14日、普門館で開催されました。
昨年12月に本会の国際布教などの推進に関して提言、助言を行う「国際アドバイザー委員会」が設置されました。本会と交流のある外部の外国人識者4人で構成され、本部役職者による「国際委員会」(議長・鈴木孝太郎国際伝道本部長)の諮問的な役割を担います。
当日は、同アドバイザー3人と鈴木国際伝道本部長、海外の教会長ら9人が参加。常勤アドバイザーのミリアム・レヴェリング博士(米・テネシー大学元教授)が議長を務めました。
会議では、国際布教の推進について、非常勤アドバイザーのブルック・ジポーリン博士(米・ノースウエスタン大学教授)とマルコム・ピアス博士(豪・カルナ財団設立者)がそれぞれ発表。ジポーリン博士は本会の法華経観を紹介していく上で、書籍やウェブサイトの積極的な活用を強調。「仏教に興味を持つ世界中の人々に、本会の教えを広く提供していくことが大事」と語りました。
ピアス博士は、海外には法華経を専門とする仏教や宗教の研究者が比較的少ない現状を紹介。本会が1994年から毎年開催している「法華経国際会議」を通し、海外の宗教学者が法華経への関心と理解を深めていると語り、同会議が果たしてきた役割を高く評価しました。
(2011.11.25記載)
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