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2011年11月18日 第2回「路上生活者支援連絡会」実施 庭野平和財団、新宗連も参画

庭野平和財団や新宗連(新日本宗教団体連合会)などが参画する「路上生活者支援連絡会」の今年度第2回の会合(報告会)が11月18日、東京・新宿の同財団事務所で行われました。路上生活者や貧困者を支援する団体の代表ら14人が参加しました。

会合では、各団体の代表が支援状況を報告。この中で、東日本大震災以来、支援団体への米や食糧の寄付、ボランティアの参加者が減少していると報告されました。一方、従来の活動に加え、震災の被災地から東京に避難してきた人々に対する支援にもかかわっていることなどが紹介されました。
聖公会野宿者支援活動・渋谷の楡原民佳代表は東京電力福島第一原発事故の影響で、東京に避難してきた被災者に対し、東京災害支援ネットと協力して支援活動を行っていると報告。自主避難者に必要なベビーカーや食器、家財などが不足しており、「今後、寒い冬を過ごすには毛布が必需品。毛布をはじめとする物資が足りず、配る人手も厳しい」と話しました。
今後、各支援団体は、年末年始にかけて、それぞれが活動拠点とする新宿、渋谷、池袋などで炊き出しを行います。

(2011.11.25記載)