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2012年03月12日 WCRP日本委員会 第120回理事会・第114回評議員会開催


「理事会・評議員会」の席上、WCRP日本委員会が公益財団法人として認定を受けたことが発表された。4月1日から新法人としてスタートする

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の「第120回理事会・第114回評議員会」が3月12日、京都市の国立京都国際会館で開催され、理事、評議員合わせて50人が参加しました。立正佼成会から同委員会理事長の庭野日鑛会長、同評議員の渡邊恭位理事長、国富敬二東京教区長、菊池宏枝管理部長、根本昌廣外務部長が出席しました。席上、同委員会が内閣府から正式に公益財団法人として認定を受け、4月1日から新法人としてスタートすることが発表されました。同委員会は今後、組織、運営の形態を新たにし、平和な社会の実現に向け一層の取り組みを図ります。

現行の財団法人として最後となる今回の理事会・評議員会は、42年前、第1回WCRP世界大会が開かれた国立京都国際会館で開催されました。
「評議員会・理事会議案説明会」の中で、宮本けいし事務総長(妙智會教団理事長)から、公益法人制度改革に伴う公益財団法人移行に関する経過説明が行われ、約5年にわたる検討・準備作業を経て、今年2月15日、内閣府から公益認定を受けたことが報告されました。現行組織の役員の任期は3月31日までとなります。
あいさつに立った庭野理事長は、準備に携わった役員や、これまで同委員会の運営や活動部会を支えてきた役員に深い感謝とねぎらいの意を表したあと、「WCRP日本委員会が、これから公益財団法人として、さらに公益性のある社会貢献をしていけるよう、皆さま方のご理解、ご協力をお願いいたします」と述べました。
今後、庭野理事長は、新法人の最高議決機関である評議員会の議長として、引き続き同委員会を牽引(けんいん)する重責を担います。
「評議員会・理事会議案説明会」ではこのほか、新法人移行後の定款施行細則や、特別会員・活動委員に関する内規などが審議の上、承認されました。また、各活動部会の報告が行われました。
続いて「理事会」が開かれ、評議員会と同じ議案がすべて承認されました。
このあと、同会館内で新法人移行を記念するレセプションが行われ、役員、報道関係者などが出席しました。

(2012.03.23記載)