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2012年03月18日 宗教者災害支援連絡会「第8回情報交換会」

宗教者災害支援連絡会(宗援連=代表・島薗進東京大学教授)の「第8回情報交換会」が3月18日、東京・文京区の財団法人東京大学仏教青年会で開催され、宗教者、学者など約80人が集いました。立正佼成会から赤川惠一外務グループ次長が参加、東日本大震災発生後の取り組み、「こころ ひとつに」プロジェクトについて発表しました。また、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の篠原祥哲スタッフが同委員会による「東日本大震災復興支援」プロジェクトの概要を述べました。

宗援連は、同震災の発生を受け、昨年4月1日に発足しました。宗教や宗派を超えた情報の交換、被災者への支援活動の拡充などが目的。「情報交換会」には毎回、各宗教、宗派の代表や学者らが多数出席しています。
第8回目となったこの日の「情報交換会」では、島薗代表のあいさつのあと、WCRP日本委の篠原スタッフが『諸宗教の連帯による復興への取り組み』を報告。続いて、震災発生から1年が経ったことを踏まえ、『東日本大震災発生以後の1年を顧みて』をテーマに10団体の代表が発表を行いました。
この中で、赤川次長が本会の「こころ ひとつに」プロジェクトについて説明。震災発生直後からの取り組みを振り返るとともに、先ごろ岩手・釜石市内の仮設住宅でスタートした「こころホット」ボランティアや、大聖堂はじめ全国各教会で営まれた「東日本大震災犠牲者慰霊並びに復興祈願法要」について報告しました。

(2012.03.23記載)