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2012年03月24日 ゆめポッケ親子ボランティア隊がレバノンを訪問

「ゆめポッケ親子ボランティア隊」(隊長=佐保欽也越後川口教会長)の一行24人が3月25日から4月1日まで、レバノンを訪れました。

同隊は、紛争や対立で傷ついた子供たちへの「ゆめポッケ」の配付を通じ、いのちを尊び、他者への思いやりを育むことが目的。昨年、東日本大震災の影響でボランティア隊派遣が中止になり、今年は昨年に派遣が予定されていた会員親子を中心に隊が編成されました。
同国には、1948年のイスラエル建国やその後の中東戦争によって、パレスチナの地を追われたアラブの人々が流入し、現在も12の難民キャンプで約42万人が避難生活を送ります。市民権を得られず、「一時避難」という不安定で、厳しい生活が長期にわたって続いています。
一行は首都・ベイルートを拠点に、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)、現地NGO(非政府機関)のNISCVT(社会福祉と職業訓練のための全国協会)の協力を得て、4カ所の難民キャンプを訪問。厳しい環境で生活するパレスチナ難民の子供たちに、ポッケを手渡し、歌の披露、けん玉や折り紙を通して交流しました。また、パレスチナ難民の家庭を訪れ、困窮する現状の一端に触れました。

(2012.04.06記載)