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2012年04月20日 5月は「一食啓発月間」 「一乗精神」を広く社会・世界に 主体的取り組み 全国で

「一食(いちじき)を捧げる運動」のさらなる推進を目指し、今年も5月1日から「一食啓発月間」が実施されます。全国各教会では各自の実践(全会員共通の実践日は1日と15日)に加え、同運動の一層の広がりを願い、さまざまな活動を展開します。

1975年に始まった同運動は、「同悲・祈り・布施」を基本精神に、「いつでも、どこでも、だれにでも、いつまでもできる菩薩行」として会員が主体的に取り組むもの。実践を通し、法華経に込められた真の仏教精神(一乗精神)を自ら養うとともに、地域社会や世界に弘めることを目的としています。啓発月間は2008年に定められました。
これまでに会員の実践によって寄せられた浄財は約120億円に上り、国内外の諸問題の解決、困難な状況に置かれた人々の救済などに役立てられています。昨年の東日本大震災に際しては、緊急支援として総額5億円を被災した自治体や救援、復興活動に取り組むNGO(非政府機関)などに拠出しました。
各教会では啓発月間にあたり、一食運動の理念や精神を確認する学習会などを開催します。また「一乗精神」の社会発信として、市民に対して運動への参画を呼びかける諸活動も予定されています。

(2012.04.20記載)