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2012年05月12日 『平和構築における先住民の智慧と女性の役割』 京都シンポジウム2012開催

『平和構築における先住民の智慧(ちえ)と女性の役割』をテーマに庭野平和財団「京都シンポジウム2012」が12日、京都市の「ひと・まち交流館京都」で行われました。同シンポジウムは1994年以降、庭野平和賞受賞者を招いて毎年実施されているもので、宗教者、識者、市民ら約200人が来場しました。

当日は、第29回同賞受賞者のロサリーナ氏がシンポジウムのテーマに基づいて講演。先住民「マヤ」の苦難の歴史を振り返るとともに、平和や自然との調和を目指すマヤの精神性や人々の生き方を紹介。バランスを欠いた世界の現状に対し、いのちを大切にする女性の価値観を示し、一人ひとりが生き方を変えていく必要性を訴えました。
このあと、同氏に加え、メリノール女子修道会シスターの伊藤照子氏、フォトジャーナリストで日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(レコム)代表の古谷桂信氏が登壇。山本俊正関西学院大学教授をコーディネーターにパネルディスカッションが行われました。

(2012.05.18記載)