理事会では、公益法人移行後の事業や運営などについて話し合われた
公益財団法人新宗連(新日本宗教団体連合会)は6月13日、公益財団法人移行後初めてとなる「第27期第1回理事会」を立正佼成会横浜教会特別会議室で開催、理事、監事、総支部役員、オブザーバーなど43人が参加しました。本会から同理事の渡邊恭位理事長が出席しました。
冒頭、受け入れ教団を代表して渡邊理事長があいさつ。新宗連の新たなスタートに際し、教団施設を提供できることに光栄の意を表しました。
続いて、岡野聖法新宗連理事長(解脱会法主)が開会あいさつに立ち、公益財団法人移行の経過を報告したあと、今後の運営に向け、加盟教団、役員の一層の支援に期待を寄せました。
続いて、このほど新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)委員長に就任した田野伸二・円応教円応青年会会長に、岡野理事長から委嘱状が伝達されました。
審議事項として、公益財団法人移行後の事業と運営のあり方を確認。新宗連の目的である「信教の自由」「宗教協力」「世界平和」の実現に向け、講座やセミナー、情報提供、普及啓発、青年育成、研究、相談など11の事業のほか、各委員会・機関、総支部・協議会、新宗連青年会などの活動内容が承認されました。
また、新たに新宗連加盟の申請があった「一乗会本部教会」(大阪市、森川トシ子教会長)の概要が紹介され、審議ののち承認されました。新宗連加盟教団はこれで64団体となりました。
さらに、平成23年度事業報告、同決算、平成24年度事業計画が諮られ、了承されました。今年度は、新宗連結成60周年事業としての教団人セミナーや、公開講座・シンポジウム、人権啓発基礎講座、ユースフォーラムなど、さまざまな活動が行われる予定です。
このあと、各委員会や機関からの報告が行われました。
理事会後、同会議室で学習会が行われ、首都大学東京教授の福士政広氏が『原子力発電所事故の影響と健康被害』をテーマに講演しました。
(2012.06.22記載)
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