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2012年10月30日 「一食研修ツアー」の一行 バングラデシュから帰国

10月19日に日本を出発した「一食(いちじき)研修ツアー~バングラデシュ先住民支援事業~」(団長・森康年大垣教会長)の一行12人が、訪問先のバングラデシュから10月30日に帰国しました。 

同国には40を超える先住民族が暮らすといわれています。近年、人口の多数を占めるベンガル人の不当な入植や軍による弾圧が続き、先住民は土地や財産を奪われ、慢性的な貧困状態に置かれてきました。ツアーでは、庭野平和財団が立正佼成会一食平和基金から委託された運営資金を基に進める「南アジアプログラム」の実施状況を視察しました。
25日、一行は同国北部のマイメイシン県を中心に活動する現地NGOのSARA(農村振興社会協会)の事務所を訪れ、モンゴル系先住民ハジョン族への支援事業について報告を受けました。翌26日には、同財団とSARAの支援によって創設された「開発のためのハジョン民族協会」のメンバー9人と懇談。その後、ハジョン族が暮らすネトロコナ県のゴパルプール村、バサンクラ村を訪れ、村人と交流しました。

(2012.11.09記載)