News Archive

2013年01月20日 寒修行始まる 大聖堂はじめ全国各教会で


大聖堂の1組目には杉並、目黒、千代田中央、台東、江戸川、足立の6教会から会員が参集した

平成25年次の「寒中読誦(どくじゅ)修行(寒修行)」が1月20日、大聖堂はじめ全国の教会道場や法座所、会員宅で始まりました。暦の上で最も寒さが厳しいとされる「大寒」の日から、2月3日の「節分」までの15日間、多くの会員が『法華三部経』の全巻を通読し、一年の心構えをつくります。


十日町教会では、読誦修行が始まる午前5時半前には道場駐車場の除雪が行われる

20日、東京の午前6時の気温は3・4度。やや温かな寒の入りとなりました。大聖堂では東京教区の3支教区6教会から3428人が参集し、初日の読誦が行われました。
豪雪地帯として知られる新潟・十日町市の十日町教会は、午前5時半から寒修行を実施しています。包括地域内の最も多いところでは約3メートルの積雪を記録。教会道場周辺も2メートル近い中、2日目となる21日には会員約50人が集い、読誦修行に臨みました。家が遠いため、前日から道場に泊まり込んで導師を務めたという会員は、「皆さんが読みやすいようにと心がけて読誦しました。開祖さまのように人さまのために教えを実践し、多くの人に慕われる自分になりたい」と、今年一年の誓願を語りました。
このほか、教団目標として「人材育成」が掲げられていることから、多くの教会で壮年、青少年部員が中心となり導師、脇導師を務めています。また、立正佼成会IBC(国際仏教教会)も19日から普門館5階の礼拝室で、英語による『法華三部経』の読誦を行っています。

(2013.01.25記載)