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2013年02月22日 北朝鮮の核実験に対し声明 WCRP日本委 核拡散に強い懸念

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会は2月22日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が同12日に実施した核実験に対し、杉谷義純理事長名で声明を発表しました。

この中で、今回の実験は、昨年12月に強行されたミサイル発射とともに国際法および国連安保理決議に対する明確な違反であり、国際社会の緊張を高めるものとの見解を表明。「あらゆる暴力をのり超え、共にいのちを守る」平和な世界の実現を目指す宗教者の立場から到底容認できず、国連はじめ関係諸国が速やかに適切な措置を講ずることを求めています。
また、各国政府が対話による事態打開のため、冷静かつ忍耐強く努力を続けること、核問題等を議論する6カ国協議による共同声明が発表されること、核兵器の廃絶に向け核保有国が一層の取り組みを行うことを強く要望。宗教者としてWCRP国際ネットワークを駆使しつつ、関係諸団体と協力し、祈りと粘り強い対話を通じて平和解決に努めることを誓っています。
同委員会は北朝鮮による過去2回の核実験の際も声明を発表しています。
声明の全文は同委員会のホームページ(http://www.wcrp.or.jp/)で閲覧できます。

(2013.03.01記載)